で、ニコマスは衰退するの?しないの?また盛り上がるの?そうでもないの?という話

いつものように小学生の作文だ!だらだら書くぜ!
この記事は

  • ニコマスMADの未来に関する記事の話大雑把にまとめとか雑感
  • ニコマスの未来を適当に語る

の二部構成でお送りします。
たぶんまた書き直します。
※2008/02/12 22:00頃 いろいろ加筆修正しました。

ニコマスMADの未来に関する記事の話大雑把にまとめとか雑感

ここ数日、ニコマス系のブロガーの間で割とホットな話題になったエントリがあります。
ニコニコできないアイマスMADに未来はにい - はじめてのC お試し版
…なに、まだ読んでない?
無理して読めとは言えないが、こう、読むと熱くたぎるものがあるかもしれないから、そういうのが欲しい人は読むんだ。ていうか読んでくれないと以下の文章無駄になるから。
ちなみに↑のエントリを読むときは、文中の「アイマスMAD」を「PV系MAD」だと思って読むと、たぶん意味が通りやすいです。いわゆる架空戦記などは考慮されてない、っぽい。


で、おさらいに内容を三行でまとめると

  • 俺はもうお前らのアイマスMADでニコニコできない
  • あと内輪で回してんじゃねえ
  • 悔しかったら一般受けするMAD=俺の好きなMADを作れ

という感じでした。
とにかく最初から最後まで書き手さんであるはじCさんの、ニコマスへの思い入れが大炸裂。俺は内容の真偽とか是非とかはまず脇においといて「この人SUGEEEEEEE」と思いました。
…や、俺のまとめ三行だけ読むと「何いきなり無茶言ってるわけ?」という感じもするでしょうが、実際の文章は彼の熱い思いと、なんというか、無念みたいなものがむやみに伝わってくるものになっています。
俺が知ったときはすでに、コメント欄やトラックバックソーシャルブックマークtwitterIRCや、あと2ちゃんねるニコマス議論隔離スレとか、なんやらあちこち巻き込んで盛んに話題になっていました。
俺はこういうブログを運営しながら、実はニコマス系のブロガーさんはあまりチェックしていないんですが、それでもはじCさんがこの界隈で有名なブロガーさんだということは存じていました。そのくらいの方が暴走するとこれだけ反響を呼ぶんだな、と思い知った次第です。


ここでちょっと寄り道して自分の話をします。
あのエントリ周辺は内容が内容だったので騒動に近い状態になっていましたが、自分はずっと安心して観客目線で楽しませていただきました。…ぶっちゃけ炎上込みで楽しみました。すみません。
「安心して」というのは、こういうことです。
「この記事とその反応の繰り返しがどこに転ぼうが、ニコマスの文化に変化はなさそうだ」
ここで言う変化とは、たとえばニコマスPがこの記事で発奮するとか、逆に萎えてジャンルの衰退が加速するとか、両方の意味を含みます。


今俺が書いた「安心感」を、ちょっと記憶しておいてください。


実際にこの記事に寄せられた反応を見てみると、「お前が作れや」とか「萎えること言うな」とか「お前のジャンルはまだましだ」とか「観測範囲が狭えんだよ」とか「何かあったのか?話聞くぞ?」とか。冷静な反応では「遅かれ早かれ言うやつが出ると思ったよ」とか「歴史は繰り返すよね」とか「うはwww内ゲバwww」とか。
ちょっと誇張して書いてみましたが、乱暴にまとめるとそういった意見が多いようです。
ただ、「よし、あんたの言うとおりだ、俺もがんばるよ!」という意見は、ほとんどないです(見た限りはないけど、どこかにはあるかも)。


どうでしょうか。
ニコマスというジャンルをよく見、自らもその隆盛のために関わってきたと自負する有名ブロガーが、ニコマスの未来に対して嘆き、職人たちを叱咤する。彼が語る衰退のビジョンに人々は悲しんだり奮起したりする。
…というよりは、やはり「炎上乙。」という風に、俺には見えます。つまりいつもの光景だなあ…という。


思うに、書き手のはじCさんは、そういう反応がくるだろうという予想があって、それでもこの記事を書いたのではないでしょうか。
というのも、この方はニコマス系の見る専ブロガーの中では相当有名な方だと思うんですが、その筆ですら、ある流れを作るには至らない。自分なりにがんばってきたはずだが、なんだかいい方向にも悪い方向にもいかない。(この段、思う方がいればぜひ反論をお願いします)
歯がゆかったんじゃないでしょうか。
あれこれ手を尽くしたのに、それでも俺の好きなニコマスは沈没してゆく…!(ように彼には思えた)
畜生、畜生…!
そしてあふぅれる想いのたけをキーボードを叩きまくるはじCさん。


もちろんこの辺全部エスパーです。


しかし…しかし、無駄な記事だったかといえばもちろんそんなことはなくて、俺にとっては「(はじCさんも含め)みんないろんなこと考えてんだなー」ということをこの記事をきっかけに知ることができました。「ソースは2ちゃん」を地で行く自分としては十分な収穫です。これは影響力の大きいブロガーさんじゃないと無理です。本当に。
もちろん今回の周囲の反応それぞれが「ま、どのジャンルにもありうる風景だよ」という意見もあるでしょうが…、しかしそう昔を知った顔するよりは今の声を聞く方が、まあ、楽しい(これに尽きる)。


ちなみに、この記事の翌日に、この話題をクローズする記事が公開されます。
http://d.hatena.ne.jp/hajic/20090209/p1

はじCはヘボブロガーで腕ポキだから簡単にひどい文になるんだね、仕方ないねって、収まらないところをぐっと収めていただけると幸いです。

他人の言葉を盾にして逃げたのは心底がっかりです。
でも、収まるかどうかで言えば、絶対収まります。大丈夫です。
みんな言いたいこと言ったらすっきりして自分の作業に戻るだけですから。

ニコマスの未来を適当に語ろうとした。

過去形なのがポイントで、つまり語ろうとして失敗しました。
まあ聞け。


唐突に2ちゃんねるYoutube板のニコマス議論隔離スレ(通称ぎろかく)の話題で恐縮なんですが、そこでたまに出てくる話題に「わかむらP終末の笛説」っていうのがあるんです。
名前を出されたわかむらPにはもちろん、またスレ住人の方にも意訳になってしまっていろいろ申し訳ないんですが、簡単に言うと

  • わかむらPはニコマス参入以前から有名なジャンルを渡り歩き実績を挙げてきた
  • その経験から言って、わかむらPが持つジャンル盛衰に対する感度には信頼がおけるはずだ
  • よってわかむらPの行動を見ていれば、ニコマスというジャンルが衰退するタイミングがわかるはずだ

というものです。
ぶっちゃけて言うと、「わかむらPがケツまくる準備をはじめたらそのジャンルが終わる合図だ」という。…いろいろ失礼なアレが混ざっていますが、だからぐっと我慢して、もうちょっとだけ聞け。石を投げるのはそれからでも遅くない。


この説は「わかむらPの動向に関係なくニコマスの衰退はやってくるものである」という考え方が前提にあります。対して、わかむらPのニコマスへの影響力を考慮して、「彼が去るときこそ、まさにニコマスは衰退するのだ」という説もあります。
しかし結局のところ、「我々が実際にジャンルの衰退を目の当たりにしたときには、両者を区別すること自体が難しいだろう」という意見で落ち着いています。


で…こういう話、どう思いますか?
無駄?
意味ない?
まあ、遊びで喋ってるんだからいいじゃんといえばそうなんですが、真面目な話題としたら、微妙ですよね。
まあ視聴者数とか気にする人はパイが減るわけですから、損切りのタイミングを図る意味でも考えたい話題かもしれません、が、誰がわかるんだそれ。


つまりその程度の話なんですよ。ジャンルの衰退を語るのって。
そもそも作り手はそのジャンルでやり残したことがあったら、それをやるでしょう。やりたいことがないなら終わりですよ。他のジャンルでやりたいことを見つけたら、そっちに行きますし。
見る側は彼らに何を言えばいいんでしょうか。というか、まさに、せいぜい「まだ残って俺の見たいものを作ってくれ!」くらいしか…。でもそれ言うんかい。


…てか、わかむら終末の笛説ははずみで書いてみたくて書きましたが、前後とぜんぜんつながってませんね。


あとは「ニコマス動画の未来はこうなる!なったらいいな!」をすげえ適当に予想して〆ます。
これまでの長文がなんだったんだってくらい適当だ!けど書いてて一番楽しい。


※注意。追記していったらさらに無駄に長くなりました。自重しませんが、妄想に興味の無い方はここで引き返して問題ないです。ここまで読んでいただきありがとうございました。

PV系

アイマスSPの映像を元にした動画も出てくるだろうが、おそらく主流は従来通りL4U素材、と、MMD。おなじみバンナム謹製、紳士クオリティが自慢のL4U素材と、ユーザ主導で素体アクセサリ表情振り付け背景その他ユーザのやる気で自由度無限大のMMD。特に後者は前者よりもさらに細かい分業が可能になったことに加え、従来から蓄積された動画作成技術が絡んで、いつかきっとおそらくえらいことになるに違いない。なるといいなあ。今からわくわくしています。
わくわくといえば、LOVE&JOYのダンスって見てて楽しいですよね。こんなんがデフォになったらダンスだけで何杯もおかわりできますよ。
MMDといえば本来のボーカロイドキャラとのコラボが既に色々出てきてますが、もしこの先同様に他ジャンルのMMD仕様素材が増えてくれば、これも愉快なことになりそうです。

ネタ系

あらゆるジャンルにネタものは尽きず。…昔からあいつら(ネタ職人)は色々おかしいし、これからもおかしいのがわかりきってるので、あえて語ることはない。ジャンル衰退すらネタにしかねんし。恐ろしい。
SPネタを取り込んだら、その先は再びニコマス内輪ネタが充実していく流れ。と同時に、SPネタを使った動画が、とりあえずSPからアイマスMADの世界に入る人に対するハブになるかも。XBOX360由来の素材だと、当面SPのライバルアイドルが出てこないので。その辺は素材職人の存在次第でもありますが。
とりあえず、われわれはネタ職人がティンとくるたびにこれからも右往左往するしかない。

架空戦記、ノベマス、教養講座

無印アイマスL4U、捏造グラで映像素材充実。
コラボ相手がたくさんある架空戦記と教養講座はまだまだ作りがいがありそう。従来の電源有りゲームのみならず、電源無しゲームを題材にした動画(卓ゲM@sterタグ)が急激に増えているのもいいニュースです。なぜって俺が電源無しゲーム好きだから。あとPV系職人や絵描き職人、音いじり職人などとのコラボがなんだか日常的に見ている気がしますが気のせいでしょうか。すごいぞ。
ノベマスはP参入の敷居が低くなったことで新人Pがどんどん出てきているイメージがあります(イメージでありデータは知らん)。Pの数が増えたことで玉石混交が進み、ネタの定番化→マンネリ化や他Pとのネタかぶりとの戦いの中で、鉱脈はさらに掘られていくでしょう。また、この分野は原作未プレイよりはプレイしたほうが創作のネタ元が増えることもあり、PV系他の系統でもよく見られる「原作未プレイ借り物P」の比率は下がっていくかもしれません。
…教養講座で思い出したけど、料理関係ってレシピの分だけネタが続くし、実用性があると一定数の人が必ず見るし、ある意味最強だよね。と、単に俺が料理タグが好きなので追記してみました。


手書き系

そもそもジャンル以前に絵描きさんのピラミッドが底辺から頂点まで非常にでかいので、すでに伸びしろがどうのという話じゃない。
とりあえず紙芝居とかアニメとかPVとか、想像するだけでも夢は広がる。広がりまくる。お前らも好きな音楽聞くと無意識にアイマスキャラで絵コンテ切るよな?
それで思い出しましたが、俺、書きかけで公開されてる某アニメOP風作品の完成を今でも待っているんですよ。…いや、職人さんにプレッシャーをかけたいわけじゃないです。恋人が都会に出て、もう戻ってこないという察しがついているのに忘れられず故郷で待っている人の気分で書いてみました。
つまり俺に必要なのは「あいつのことなんか忘れちまえ、それより俺と…」と言ってくれる人の存在。
「お前にはいない」って?うん、わかってる。わかってるよ。

音いじり系等

※コメント欄にて通りすがりさんより指摘いただいたので追記です。

通りすがり 『音いじり系はガン無視ですねわかります』(2009/02/12 12:39)

コメントでも返信しましたが、申し訳ありませんが自分があまり知らない系統なので、妄想が沸きませんでした。すみません。
他にこのエントリに書かれていない系統もそうです。


気が向いたら書き足す方向で、ひとまずおしまいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。